note 夏の思い出。かやぶき屋根のおばあちゃんの家。

note 家族

今回は4分26秒の音声で
夏の思い出。かやぶき屋根のおばあちゃんの家。
ということをお伝えいたします。
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**文章はここからです***
私は愛されています。
大きな愛で包まれています。

失敗しても
ご迷惑をお掛けしても
どんな時でも愛されています。

私は落ち込むことがしょっちゅうです。
人をねたむ時もあります。
いつも意気地なしです。

でもそれが私。
私は私の全てを受容します。

夫の急逝で私たち親子は
いろいろな壁にぶつかりながら
日々成長しています。

3人の娘たちが愛おしい。
あなた、私たちは大丈夫。

ありがとう
あなた。

おはようございます。
山田ゆりです。

今回は、
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夏の思い出。かやぶき屋根のおばあちゃんの家。
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ということをお伝えいたします。

大きなかやぶき屋根。
1階は全ての襖を取り払っていたから
奥の仏間まで全て丸見えだった。

私が小学生の頃の夏休みは
父の実家に数日間泊りに行っていた。

父はお婿さん。
父の実家は山がすぐ近くの農村。

姉・私・弟の3人の内、毎年二人が
夏休みに父の実家に泊りに行っていた。

日中は従妹たちと一緒に裏山に行って虫取りをした。
従妹たちは平気でセミなどを手に取っていたが、
私は怖くてつかめなかった。
「大丈夫だよ」と従妹たちがケラケラ笑う。

周りが田んぼの田舎暮らしの私だが、
ここに来たら
私は都会の人なんだと感じた。

傾斜したところから湧き水が流れていて
そこに畑からとれたスイカやメロンを冷やしていた。

スイカ・メロン・トマト・枝豆・トウモロコシ。
当時のおやつは全て畑にあった。

目じりのしわが深くて、
いつもニコニコしていたおばあちゃん。

おばあちゃんに私が抱っこされたモノクロの写真がある。

私は小ぶりの麦わら帽子をかぶり
普段は着ないスカートをはいて
おばあちゃんと一緒に写っている。

満面の笑みを浮かべているおばあちゃん。
でも一緒にいるのは可愛いけれど、
ちょっと緊張気味な私。

きっと、おばあちゃんの家に着いて間もない時間だったのだろう。

毎年、父の実家に泊るのは私たち子どもだけ。
父と一緒に自転車でここに着き、
父は久しぶりの親子の対面を果たしたのに
少し話をしてあっという間に父は帰っていった。

いつも、私たち二人だけが数日間、
おばあちゃんの家で過ごした。

大好きなおばあちゃんだけれど一年ぶりの再会だから、
お父さんが帰ってしまったという寂しさもあり
写真を写す時に私はぎこちない顔をしたのだろう。

日中、日差しをいっぱい浴びて遊びまわった私たちは、
畑からとれた野菜を使って作ってくれた
おばあちゃんのお料理をお腹いっぱい食べて、
お風呂に入ったらすぐに眠くなった。

多分、テレビはなかったと思う。
当時、おばあちゃんの家でテレビを見た記憶はない。

おばあちゃんが用意してくれた浴衣をきて
私たちは夜を過ごした。

夜、取り払っていた襖をもとに戻し
蚊帳をつってその中で寝た。
蚊帳の中に入る時、
おばあちゃんが蚊帳をたくし上げてくれた。

蚊取り線香の匂いと虫の音を聴きながら
私たちは眠りについた。

おばあちゃんが、うちわを左右にゆらゆら動かしながら
私たちの浴衣のはだけを直してくれたのには全く気付かずに
私たちは深い眠りの世界にもぐり込んでいった。

今回は
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夏の思い出。かやぶき屋根のおばあちゃんの家。
============
ということをお伝えいたしました。

※昨日は、おばあちゃんの家にたどり着くまでの様子をお伝えしました。
まだの方はこちらからご視聴ください。(≧◇≦)

https://note.com/tukuda/n/n97cba240a11a
【夏の思い出。麦わら帽子の父の後ろ姿。】

本日も、最後までお聴きくださり
ありがとうございました。
ちょっとした勇気が世界を変えます。
今日も素敵な一日にしましょう。

山田ゆりでした。

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