note お母さん、介護をさせてもらい、ありがとう。

note 家族
今回は8分59秒の音声で
お母さん、介護をさせてもらい、ありがとう。
ということをお伝えいたします。
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**文章はここからです***
私は愛されています。
大きな愛で包まれています。

失敗しても
ご迷惑をお掛けしても
どんな時でも愛されています。

私は落ち込むことがしょっちゅうです。
人をねたむ時もあります。
いつも意気地なしです。

でもそれが私。
私は私の全てを受容します。

夫の急逝で私たち親子は
いろいろな壁にぶつかりながら
日々成長しています。

3人の娘たちが愛おしい。
あなた、私たちは大丈夫。

ありがとう
あなた。

おはようございます。
山田ゆりです。

今回は、
=============
お母さん、介護をさせてもらい、ありがとう。
============
ということをお伝えいたします。

私はアルツハイマー型認知症の母を
10年間介護した。

その中で認知症の初期は特に大変だった。
昔の日記を振り返ってみた。

**2014年7月21日の日記から**

先日、こんな事があった。
姉の知人の話。
知人の嫁ぎ先のお姑さんは学校の先生をされていた人で、
人柄も温厚で非の打ちどころのない女性だった。

ところが、最近、認知症になり、
同じ人とは思えないほど凶暴化してしまった。

そのご家庭は、仕方なく精神病院へ入院させた。

この話に対して、姉は
「その人は、うちのお母さんに比べて
急に認知症が重度になってしまった。」と話していた。

私は
「その人が母より重度の認知症になった」
というくだりは、間違っていると姉に反論した。

姉は今まで認知症の介護をしたことがない。
そして、母の本当の姿を知らない。

認知症の初期の母は、姉が来た時は
全く正常な人に豹変していた。
恐らく認知症初期の人は、家族以外の人には
良く見せたいという力が湧いてくるのだろう。

だから、「いつもお母さんの変な行動ばかりを電話で聞くが、
こうして会ってみるとそんなことない。お母さんはまともじゃないか」と、
久しぶりに来た姉は当時言っていた。

「認知症になり凶暴化する」のは認知症の「初期症状」だ。
姉がいう、症状が進んでから狂暴化するのではない。

母が認知症になった初期の頃と
その姑さんは同じ症状だから私には良くわかる。

認知症になりたてのあの頃の母はこうだった。

太陽みたいにいつもにこにこしていた母は
認知症になりたての頃、
目が三角になり「金をよこせ」を連発していた。

「娘が金を盗った」
「娘が私の通帳を盗ってしまい自分は一文無しだ」
こんな事を金融機関に出かけてまくし立てたり、
地域の民生委員に訴えに行ったり。

朝から晩まで、私の顔を見ると「金をよこせ」だった。
そして、お金を渡してもすぐにどこかに隠してしまい、
隠した事自体を忘れてしまっているので、また金を要求する。

「さっき渡したよ」と言っても
「うそをつくな!」と怒鳴られ、
「金をよこせ」と言われた。

朝ごはんの支度をしていると母が起きてきて、
「金をよこせ」。

子供たちのお弁当を作り終え、
時間ぎりぎりで会社に向かうため車に乗ろうとすると、
母が近寄ってくる。

「見送ってくれるのかな?」と嬉しくなったその途端、
母が「金をよこせ」とどなる。

仕事からくたくたで帰ってきて、
炊事、洗濯、お風呂を終え、やっと床に就くと、
母が枕元にやってきて「金をよこせ!」と怒鳴る。

夜になると特に凶暴になり、
あの頃母が壊したガラス戸はまだそのままだ。

母は、自分はまだ正常だと言い張って、
料理をしようとする。
しかし、鍋をガスコンロにのせてガスを付けっぱなしで忘れる。
火事には至らなかったが、
鍋は真っ黒に焦げ、穴があいてしまった。

渡したお金をかろうじて覚えていて
買い物に一人で出かける事が初期に何度もあった。

毎日、1万円札を持って
自転車に乗って買い物に出かけていた。

母が私に請求する「お金」とは1万円札のこと。
5千円札や千円札は母にとって「お金」ではない。
恐らく、いっぱい買っても1万円があれば間に合うだろうという
昔からの母の買い方から来ているのだと思う。

そんな母は同じものを毎日買ってきた。
あの頃、仕事から帰宅すると私は
まっすぐに冷蔵庫を見ていた。

そして、今日もまた同じものが増えているのを確認した。
「これはもう買ってこないで!」と母に言っても、
翌日また同じものを買ってくる。
それが12個目になった時、
私は母を怒鳴ってしまった。

常識では考えられない事をやってしまう母は
認知症という病気になってしまっただけだから母は悪くない。

悪くない母を娘の私は叱ってしまう。
だから、叱ってしまった後は自己嫌悪に陥る。

母の為に一生懸命やっているのに、
どうしてもイライラして
言わなくても良い言葉を発してしまう。

介護は自己肯定感を根こそぎとられてしまう。

服の着方もおかしくなってきた。
真夏なのにズボン下などの冬服を平気で来ている。

冬、外はしんしんと雪が降り積もっているのに
薄めのブラウス1枚しか着ていない。
でも本人はいたって正常だと思っている。

私たちが正常な母を無理に異常だと決めつけている
と本人は思っていた。

中小企業に勤める私は、
一週間に一回しか休みがない時もある。
仕事も気を抜けない。
でも、帰宅したら、普通ではなくなった母がいる。

「常識が通らない状態」が介護する人の精神をおかしくする。

母が認知症だと分かってから数か月後に、
私はストレスにより耳が突然聞こえにくくなって入院した。
「自分ががんばればいいんだ」と思ってきたが、体が悲鳴を上げた。

これが認知症の「初期」、つまり、世の中がいう「軽度」の状態だ。
この「軽度」の状態をプロの介護士がいる施設に頼らないで介護するのは
「無理」としか言いようがない。

介護は家族だけでは絶対無理だ。
経済的に恵まれていて、
介護に十分なお金をかけられるのなら良いが、
普通に働きながらの介護は、
介護される人も介護する人も精神的負担は大きい。

**ここまで**

アルツハイマー型認知症の母の介護は
10年と10日で幕を閉じた。
認知症の介護は非常識との闘いだった。

しかし、貧乏だった我が家は共働きで
両親はいつも忙しそうに働いていた。

だから、母にこれほどまで濃密に接する事はなかった。
母と最後の最後まで一緒に暮らせて良かった。

介護をさせてもらい、
私は母に感謝している。

今回は
============
お母さん、介護をさせてもらい、ありがとう。
============
ということをお伝えいたしました。

本日も、最後までお聴きくださり
ありがとうございました。
ちょっとした勇気が世界を変えます。
今日も素敵な一日にしましょう。

山田ゆりでした。

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