個人の確定申告をする際、どの【勘定科目】になるのか全く見当がつかない方のために
こちらでは少し、勘定科目のことについてお伝えいたします。
一般的に使われる代表的な勘定科目
≪必要経費の例≫
通信費 | 電話代、プロバイダー料金、インターネット接続料 |
消耗品費 | コピー用紙、プリンターのインク、10万円未満の消耗品 |
新聞図書費 | 事業に関係する書籍(例:HP作成のための書籍、アフィリエイト専門書籍) |
水道光熱費 | パソコンを使用する為の電気代 |
旅費交通費 | 事業に関係するオフ会参加のための交通費 |
接待交際費 | オフ会の参加費用 |
支払手数料 | セミナー参加費、振込手数料、売上から引かれる手数料 |
個人事業主の段階では、あまり細かく科目を分ける必要はないと個人的には思います。
要は、経費科目であれば、最終的には間違いではないからです。
上の他に、考えられるのは、下の勘定科目です。
荷造運賃 | 製品や商品の運賃。梱包用の段ボール、ガムテープ。 |
外注費 | 外部の業者に仕事を発注した際の請負賃料 |
地代家賃 | 事業用の家賃。月極駐車場料金。 |
なお、上記の勘定科目にあたはまらないモノを【雑費】にしますが
むやみやたらに雑費は使わない方が良いと思います。
どれにも属さない、「その他の科目」という意味合いが【雑費】なので
なんでもかんでも【雑費】にするのは、自分の経営の内容把握に支障を来たすからです。
≪資産科目≫
売掛金 | 売上金が即日入金されず、後日に入金される場合 |
≪負債≫
買掛金 | 商品を掛けで仕入れた時 |
未払金 | クレジット払いなど |
良くある売上のパターン
売上日 3月10日 入金は 4月30日
売上高 1,000円 手数料 300円 振込手数料100円
※金額は分かりやすいようにしています。実際の手数料はこの金額ではありません。
3月10日の仕訳
本日、1,000円の売り上げがありました。代金は4月30日に入る予定です。
借方 | 金額 | 貸方 | 金額 |
売掛金 | 1,000 | 売上高 | 1,000 |
4月30日の仕訳
300円の手数料と振込手数用100円が引かれ、差引600円が振り込まれました。
借方 | 金額 | 貸方 | 金額 |
普通預金 | 600 | 売掛金 | 1,000 |
支払手数料 | 300 | ||
支払手数料 | 100 |
上のような一つの取引にいくつもの勘定科目を使う仕訳を「複合仕訳」と言います。
これは、「確定申告」→「振替伝票」の画面で入力します。
下の画面が出てきますので、こちらに入力します。
以上で、「良く使われる勘定科目」を終わります。
お疲れ様でした。
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