本業がサラリーマンで副業している場合、確定申告をすべきかどうかの基準は？

こちらでは、サラリーマンが副業をしている場合
確定申告が必要かどうかについてお伝えいたします。

まずは、これからの説明の中に「所得金額」という言葉がでてきますので
「所得金額」について、お伝えいたします。

所得金額とは「収入－経費－（青色申告特別控除）」です

例えば、収入が50万円、経費が35万円の場合
50万円－35万円＝15万円　で、20万円いかになるため、
確定申告は必要ありません。

それでは、副業をしているサラリーマンが
確定申告をすべきかどうかをご説明いたします。

確定申告すべきかどうかは、サラリーマンがしている
副業の種類によって変わってきます。

副業の種類はおおよそ3つが考えられます。

副業のパートやアルバイトの1月～12月までの収入金額が
20万円以下の場合は
確定申告は必要ありません。

これを所得の種類で見て見ましょう。

本業がサラリーマン・・・・給与所得になります。
副業がパートやアルバイト・・・こちらも給与所得になります。

つまり、本業も副業も給与所得になります。

副業の所得金額が20万円以下の場合は
確定申告は必要ありません。

お気づきですか？

先ほどの、パートやアルバイトの場合は
収入金額でしたが、
ここでは所得金額が20万円以下
になるので注意が必要です。

この場合は、上の2つの内容を足したものになります。
つまり、

副業のアルバイト・パートの収入金額が
20万円以下であれば確定申告は必要ありません。

そして、

クラウドソーシングなどの副業の所得金額が
20万円以下であれば確定申告は必要ありません。

例えば、「医療費控除」や「寄付金控除」などを受けようとして
確定申告をする場合、副業の金額が20万円以下だからといって
副業の分を確定申告しないというのはできませんので、ご注意ください。